gleeの魅力

今回のテーマは私が趣味の中で一番時間を費やしている映画について!その中で一番大好きで価値観が変わったgleeについてお話したいと思います。ミュージカル映画が好きな方でまだ見てない方がいらしたら見てほしいです。

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gleeの大まかな概要

・テレビドラマでアメリカ2009年~2015年にかけて全121話放送。チームが一丸となり歌とダンスを交えた学園ドラマです。似ているジャンルとしては、High school musicalなどがあげられます。恋愛もかなり盛りだくさんなので恋愛映画としてみるのもありだと思います。ざっくりまとめるとスクールカースト内で最下位のメンバーたちが集まり大会で優勝を目指す」話です。それぞれのキャラクターの性格や学校での立ち位置が違うので面白い見どころとなっています。また教師に関しても悩みを抱えていたり対立したりしているので学生目線だけでなく大人の目線からも見れると思います。

 

曲について

ブロードウェィで有名なリア・ミッシェルやダレン・クリスを起用し音楽での完成度もかなり高く音楽好きにはたまりません。歌って踊っての作品なので映像から目を離せません。また使用される音楽は聴いたことのある曲もしくはその時代に流行っていたヒット曲なので親近感が湧きます。選びきれない曲数の中で私が好きな曲はDon't Rain ON My ParadeやDon't Stop Believin'、Seasons of loveです。

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 登場人物について共感

主人公達には共感できる部分が多くレイチェルのような実力はあるものの周りからの評価が低く輝けない部分。フィンの自分のポジションを気にしやりたいことに踏み出す勇気がない。ことなどいくつも挙げられます。

感想

 この映画を通して自分自身の心が強くなれた気がします。自分と同じ年齢層だからこそ感じる悩みが顕著に出ていて答えを導いてくれている気がしました。高校生から大学生の間の時期の話だからこそ感じる夢を追う気持ち仲間を思いやる気持ちが共感できました。日本では集団生活が昔から当たり前なので、違った意見・行動をしていると偏見の目で見られがちで仲間外れにされているように感じてしまうこともあります。自分も思春期の時には悩みました。しかし今は、自分の意見を持ち相手の意見を尊重しつつ人に流されないことが重要だと思い生きています。自分というものをはっきり持つようになってからだいぶ気持ちが楽になりました。「私は私」いつもこれを自分に言い聞かせています。海外ならではの自分のコンプレックスをポジティブに受け入れることも見習いたいと思いました。コンプレックスをネタとし話している主人公達の姿はカッコよかったです。人それぞれ違うのは普通で、十人十色は素晴らしいことそれを尊重すること。何か当たり前のことを忘れていて気付かされた気がしました。

私がgleeを見て変化した価値観は社会問題です。LGBTの問題やいじめ、障害、宗教、妊娠、飲酒について多く触れています。以前までは聞いても自分の周りにいないなどの点から問題を軽視していました。自分も経験しないと相手の気持ちってわからないですよね?そんな時gleeを見て自分が体験していなかったからこそわからなかった相手の気持を登場人物を通して知ることができました。

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LGBTについてはゲイやバイと聞くと一つ踏み入れてはいけないというような風潮がありました。しかし、ゲイやレズにいいイメージを抱かず偏見を持つ考えは少数派になっているとも思いました。例えば、代々木公園で開催されたレインボーパレードなどがあげられますね。カミングアウトしたりする芸能人も最近増えましたし、多種多様を受け入れる時代に変化したのだとgleeを見て改めて感じました。寛容にマイノリティを受け入れられる世界になってほしいと感じました。