フィリピンボランティア

前回フィリピン留学についてお話ししましたが、今回は私が土日に行ったフィリピンボランティアについて投稿したいと思います。

 

Question:なぜフィリピンへボランティアをしに行ったのか?

Answer:高校の世界について学ぶ授業でフィリピンの貧困層についての話を聞き興味があったからです。近年アジアは貧困から抜け出しているのも事実です。しかし、観光の裏側にはまだ多くの問題が残されていました。せっかくの時間がある学生時代に何か社会貢献をしたいと思いました。

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フィリピンボランティアで行ったこと

土曜日に開催されているSLPC(NGOの活動に参加しました。フィリピンの村落に行き、子供たちと遊んだりカレーライスを一緒に作りました。活動内容は「子供たちに楽しい時間と食事を提供」する目的のボランティアでした。

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山村集落の炊き出し活動とは

かつて市内の貧困層に住んでいた家族が半強制的に移動させられた場所がこの村です。自然が多く水が綺麗ですが都市部から離れており貧困層は消えません。

 

現地で行ったこと

まず現地について現地の生活水準を自分の目で見て視察しました。今の日本では考えられない原始的な水の汲みかたを最初に見ました。水道から綺麗な洗浄されたものと違い井戸から汲んでいて自分の生活環境以外にこのような場所があるのかと驚きました。道端には野良犬、鶏が歩いていました。ある一人の25歳の男の子から直接話が聞くことができました。彼は今の自分と生活について説明してくれました。フィリピンの貧困状態SNSでは伝えきれないもので凄まじかったです。まず1人部屋より小さい部屋で4人で生活をせざる得ないということを知りました。寝る場所も横になってもきつい広さでした。扇風機はありましたがとても暑く15分の滞在でもしんどかったです。彼らはどうやって生活費を稼ぐかというとバイクの後ろに乗せお金を稼ぐというフィリピン独自の生活スタイルでした。彼について詳しく聞くと、大学に通っており法について学んでおり夢も持っており将来犯罪などを取り締まる警察官になりたいと言っていました。それを聞いて彼に夢を叶えてほしいと強く思いました。食事に関しては、モールの商品が高いがために近くにあるpublic shopで購入するようです。私が見る限り、それらのお店は衛生面として怪しいものが多かったです。それを聞いて日本人私たちがフィリピンモールに行くととても安いと言って購入していることがちょっと違うと感じました。果たしてこんな世界があるのに私は裕福な暮らしをしていてよいのだろうか?この話を聞いて考えさせられました。この気持ちは日本から出てみないとわからないと改めて感じました。

 

 

今回SLPCから学んだこと

貧困問題が解決する一歩は先進国が物資の支援をするのだけでなく現地の人が自分自身で貧困から抜ける努力を起こす支援をすることです。貧困が長いともらって当たり前と考えてる人も生まれます。生活水準を上げるには自分でなんとかしようという気持ちが大事なことを知りました。地域でサポートすることが貧困層から断ち切る鍵です。

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【補足】

 近年、フィリピンは経済成長が伸びていることで有名です。また2017年の経済成長は6.8%でアジアの中でも突出しています。ここ数年間でのデータでは、日本の5倍以上成長しています。しかしフィリピンには課題が残っており、ストリートチルドレンの存在や貧富の格差が目立つのが現状です。